「真北」北極点、地軸(地図上の北)
「磁北」磁力による北(コンパス上の北)
建築設計の北側斜線、高度斜線、日影規制は「真北」を元に算出します。
TOMIO式というのはこの真北を求めるための測定器です。
(真北の求め方は他にも色々あります)
測定の仕方は
太陽が作る日影を元に測定します。
測定地点の「緯度と経度」と「日時」による太陽のズレを換算して測定をすることができます。
磁北と真北にもズレがあり、東京辺りだと7°くらい磁北が西に傾いています。
その傾きを「偏角」と言い地域によって少しずつ変わっています。
そのためアウトドアや、登山などで、地図+コンパスで目標を決めるときは「偏角」で補正する必要があります。
測定時刻を合わせるために日影線をじ〜っと見つめるのですが、日影がどんどん動いているのがわかります。
日影の速さは時間の速さ。
やはり1日はあっという間に過ぎてしまうので
時間を大切にしていきたいですね!